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年齢的に遅くないでしょうか?

【結論】
アロマテラピーを学び始めるのに、年齢的に遅いということはありません。
50代・60代から学び始める方も珍しくありませんし、人生経験を重ねてきたからこそ、香りの学びをセルフケアや家族のケア、仕事や地域活動に活かしやすい場合もあります。

説明会でも、
「今から資格を取っても遅くないでしょうか?」
「若い人ばかりだったらついていけるか不安です」
「50代から学んで仕事に活かせますか?」
「子育てが落ち着いた今、自分のために何か始めたいのですが、年齢が気になります」
というご相談をよくいただきます。

アロマテラピーの学びは、若い方だけのものではありません。
むしろ、暮らしや家族、仕事、人間関係、心身の変化を経験してきた世代だからこそ、香りの意味を深く受け取れることがあります。

50代・60代になると、自分自身の体調管理やリラックス、睡眠、気分転換、家族のケア、親の介護、孫との関わりなど、日常の中で「心地よく整える方法」を必要とする場面が増えることがあります。
アロマテラピーは、そのような暮らしの中で活かしやすい学びです。

以前、説明会で「もう50代なので、今さら資格を取っても意味がないのでは」とお話しされた方がいました。
その方は、若い頃から香りが好きだったものの、仕事や子育てに追われて、なかなか学ぶ機会がなかったそうです。

お話を伺うと、今後は自分自身のケアだけでなく、同世代の女性に向けて、季節のアロマクラフトやハンドトリートメントを伝えてみたいという思いをお持ちでした。
その場合、年齢はマイナスではなく、むしろ同じ世代の悩みに寄り添える強みになります。

アロマテラピーは、知識だけでなく、相手の暮らしや気持ちに寄り添う力も大切です。
子育て、仕事、介護、家族の変化、更年期以降の心身の変化など、ご自身が経験してきたことが、学びを人に届けるときの言葉になります。

もちろん、資格取得を目指す場合は、学習も必要です。
精油の名前、安全性、利用法、身体のしくみ、歴史など、覚えることはあります。
久しぶりの勉強に不安を感じる方もいらっしゃいます。

けれども、最初から完璧に覚える必要はありません。
1日10分でもテキストを読む。
精油を1つずつ確認する。
問題を少しずつ解く。
香りを実際に嗅ぎながら特徴を覚える。
このように、生活の中に小さく学習時間を入れていくことで、少しずつ理解は深まります。

年齢よりも大切なのは、自分に合った学び方を選ぶことです。
通学で直接質問しながら学ぶ方が安心な方もいます。
オンラインや録画教材で、自分のペースで復習しながら進める方が合っている方もいます。
仕事や家庭の状況に合わせて、短期集中で学ぶ方もいれば、ゆっくり時間をかけて学ぶ方もいます。

アロマテラピーを学ぶうえでは、安全性への理解がとても大切です。
精油は自然の香りですが、植物の成分が濃縮されたものです。
原液を肌につけない、内服しない、濃度を守る、妊娠中の方・乳幼児・高齢者・持病のある方には慎重に扱うなど、基本的な注意点があります。

特に、家族や身近な人に香りを使いたい方、ハンドトリートメントや講座で人に伝えたい方は、安全性を学ぶことが大切です。
「自然だから安心」と思い込むのではなく、正しい使い方を知ったうえで活用することが、責任あるアロマテラピーにつながります。

アロマテラピーは医療行為ではありません。
病気の診断や治療を目的とするものではなく、日々のセルフケアやリラクゼーション、心地よい暮らしを支える方法のひとつです。
だからこそ、年齢を重ねた方が学ぶ場合にも、無理に効果を期待しすぎるのではなく、安全に、心地よく、生活に取り入れる視点が大切です。

資格取得後の活かし方も、年齢によって制限されるものではありません。
ご自身のセルフケアに活かす。
家族や身近な人へのケアに役立てる。
アロマクラフトやハンドトリートメントを地域で伝える。
同世代の女性に向けたセルフケア講座を開く。
介護、美容、スポーツ、子育て支援、地域活動など、これまでの経験に香りを組み合わせる。
小さな教室やオンライン講座、ワークショップとして始める。

このように、資格取得後の道はさまざまです。

大切なのは、「今から若い人と同じように始めなければ」と考えることではありません。
ご自身の経験や得意なこと、無理なく続けられるペースに合わせて、香りの学びを活かしていくことです。

50代・60代から学び始める方には、若い頃とは違う強みがあります。
人の話を聞く力。
生活の知恵。
家族や仕事を通して培った責任感。
同じ世代の悩みに寄り添える実感。
これらは、アロマテラピーを伝えるうえで大きな財産になります。

年齢的に遅くないかと不安に感じる方もいらっしゃいますが、アロマテラピーは何歳からでも学び始めることができます。
大切なのは、今の自分に合った目的とペースを見つけることです。

資格はゴールではなく、香りを安全に、自分らしく活かしていくための入口です。
これからの暮らしを整えたい方、家族や身近な人にやさしいケアを届けたい方、これまでの経験を活かして新しい活動を始めたい方にとって、アロマテラピーの学びは年齢に関係なく始められる選択肢です。

瓜田綾子

アヤアルケミスト株式会社 代表取締役 AEAJ総合資格認定スクール アヤ アルケミック スタジオ校長 AEAJ全資格を所持 経歴: 1969年生まれ。音楽演奏者、エステティシャンを経て、2007年よりアロマテラピーの道へ。出産を機にアロマテラピーの効果を実感し、2009年にアヤアルケミスト株式会社を設立。アロマテラピーの普及と教育に尽力。主な資格: - (公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト - (公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター - (一社)和ハーブ協会認定和ハーブインストラクター - 米国ハワイ州ホリスティックケアリング協会認定リンパドレナージュトレーナー実績: - 2010年(公社)日本アロマ環境協会総合資格認定校として承認 - 2016年〜2019年 藤沢市民病院でのアロマボランティア活動およびアロマトリートメントケアサロン運営 - 2018年 第19回湘南ビジネスコンテストにて来場者賞、なでしこ起業家賞をW受賞 - 慶應義塾大学SFC研究所との共同研究実施現在の活動: - アヤアルケミックスタジオにて、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト育成 - 湘南和ハーブの会運営 - 荏原湘南スポーツセンターでのスポーツアロマサロン運営 - 慶應義塾大学SFC研究所所員として研究活動 - 湘南思春期クリニックと連携し、不登校の子供たちとその保護者向けのアロマケア提供(2024年夏〜予定)理念: "アロマテラピーを通じて、人々の心と身体の健康と美しさを引き出し、Quality of Life(生活の質)の向上に貢献する"という理念のもと、安全で質の高いアロマテラピー教育と実践を提供。医療分野との連携や研究活動を通じて、アロマテラピーの可能性を追求し続けています。瓜田綾子は、アロマテラピーの専門家として、教育、研究、実践の場で幅広く活躍。その経験と知識を活かし、心と体の健康づくりに貢献しています。

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