前回に引き続き精油の話です。
アロマテラピーに欠かせない存在である精油。
その特性を理解することは
精油を正しく使いこなすために非常に重要です。
ここでは、精油がもつ4つの性質について
詳しく解説していきます。
1. 香りがある【芳香性】
精油は、様々な芳香性をもつ成分から構成されています。
植物ごとに独特の香りを放つのが特徴で
華やかな香りやさわやかな香りなど
多種多様な芳香性を楽しむことができます。
この芳香性は、私たちの心を癒したり
リラックス効果をもたらしたりする上で重要な役割を果たします。
2. 香りが広がりやすい【揮発性】
精油は、液体が気体になる性質である揮発性を持っています。
そのため、小皿などに精油を垂らしておくだけで
少しずつ香りが広がっていきます。
ただし、この性質ゆえに
使用後は速やかに精油ビンのフタを閉めることが大切。
揮発性を理解することで
精油の保管方法にも気を配れるようになります。
3. 油に溶けやすく、水に溶けにくい【親油性・脂溶性】
精油は、油に溶けやすく、水に溶けにくい性質を持っています。
水に精油を垂らすと、
精油は表面に浮いて膜のように広がるのがこの性質の表れです。
アロマスプレーなど水分の多い製品を手作りする際は
この性質を考慮する必要があります。
精油を無水エタノールなどに混ぜてから水となじませるのが基本です。
4. 火が燃え移りやすい【引火性】
精油は、揮発した物質が空気と混ざり合い
他からの火や熱が移って燃え出す性質
つまり引火性を持っています。
手作り化粧品の作製でコンロを使用する際など
火のそばで精油を扱うことは避けましょう。
引火性を理解することで、安全に精油を取り扱うことができます。
以上が、精油がもつ4つの性質です。
芳香性、揮発性、親油性・脂溶性、引火性。
これらの特性を理解することは
アロマテラピーを安全かつ効果的に実践する上で欠かせません。
精油の性質を踏まえた上で、適切な使用方法や保管方法を心がけることが大切です。
精油の魅力を存分に引き出すためにも、
これらの精油の基礎知識を身につけて
正しい理解のもと、精油との上手な付き合い方を探っていきましょう。
きっと、アロマテラピーがもたらす豊かな恩恵を
より深く感じられるようになるはずです。
最後までお読みくださりどうもありがとうございました。
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