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ヘレンケラーの感覚と皮脳同根

先日、三男が本棚から持ち出してきた「ヘレンケラー」。
彼に読み聞かせをしている間に、ふと、なぜ三重苦のうち話すこと、聞くことを取り戻せたのか?疑問に思いました。
彼女をもう一度調べていくうちにこんな名言に出会いました。

「愛とは、手で触れることはできなくても、香りで庭を美しくしてくれる花のようなものです。」

この言葉を知った時、私はヘレンケラーは、長い間、暗闇と沈黙の世界にいたけれど、五感の中の触覚、嗅覚、味覚はとても鋭かったのだと感じました。

その時に頭をよぎったのは、『皮脳同根』という言葉。

細胞分裂し始める3週間経つと3つの胚葉が形成し、さらに3杯葉が変化してからだの各器官が少しづつ出来上がっていきます。 まず外肺葉由来の器官は、表皮、脳神経系、感覚器系、副腎髄質です。

ですから、ルーツが同じなため、皮膚を触ることは脳をマッサージすることと同じだとアロマテラピーでは伝えております。
これは、スキンシップが本能にも影響を与えると、私は長男が幼い頃行っていた幼児教室でも言われていたことともつながります。

とすると、あの有名なシーンは、嗅覚としての水の「匂い」や水の「冷たさ」、話すことは、口の動きを「触って」言葉を覚えたとあるので、
触覚の影響で感覚が一つにつながるきっかけになったのかな…

どこにも書いていないので、あくまでも私の見解ですが…

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