こんにちは。
アヤアルケミックスタジオの瓜田です。
先月からスクールから徒歩1分ほどにあるホスピスで
ご入所様に対して出張でアロマトリートメントをさせて頂いております。
病院でアロマトリートメントをさせて頂くと
2013年に父、そして2016年に母が末期がんで入院し
アロマケアをしていた頃のことを思い出します。
111話 肺がん末期患者(母)へのアロマケア〜プチ家出と看取り
この経験が、藤沢市民病院内でのボランティア活動や
アロマサロンの運営につながりました。
母の病気は突然でした。
6月の吐血をきっかけに進行性の肺腺がんが発覚し
余命2〜3ヶ月と宣告されました。
すでに緩和ケアしかなす術がなく
その状況が信じられなくて
私たち家族は様々な治療法を探しましたが
母は8月30日に家族全員でのトリートメント後
帰宅して間もなく病院から連絡があり
静かに息を引き取りました。
不謹慎と言われるかもしれませんが
がんという病気は
ある意味で「幸せな病気」だと私は考えています。
なぜなら、残された時間が明確なため
家族で大切な時間を過ごすことができるからです。
湯治や家族でのアロマケアなど
今では懐かしく、かけがえのない思い出となっています。
夫も2017年に肺がんを患いましたが
毎日のアロマケアが
抗がん剤治療の副作用の辛さを和らげたようです。
119話 夫のケアと事業の頓挫
家族や介護者が何かできることがあるというのは
被介護者が亡くなった後の立ち直りにも大きく影響します。
実際、我が家では悲しみの期間が短く
今でも当時のことを家族共通の良い記憶として
懐かしく思い出しながら話しています。
先日、ホスピスでトリートメントを行った方は
顔色が良くなり、ほとんど意思表示ができない状態でありながらも
ご家族が「気持ちが良い?」と聞くと
目を見開き、大きく頷き意思表示をされました。
スタッフの方々も交代で状況を確認に来られ
ご家族にもスタッフの方々にも大変喜んで頂きました。
このような経験から
アロマテラピーを通じて人生のラストステージに向かう方々と
ご家族に大切な時間を過ごして頂きたい
と強く思っていたところ
たまたま友人から
家族の介護でアロマテラピーを取り入れたいので
基本的なアロマテラピー知識や
介護に関する知識と直ぐに実践できるトリートメント法を教えて欲しい
との話がございました。
そこで、ゼロからでも
自分を含めた家族のケアができる講座を提供することになりました。
座学はオンラインで実技は対面のハイブリッド講座になります。
ゆくゆくは、ホスピスなどの施設内で
アロマトリートメントを提供できるスタッフの養成も考えております。
※追記 10月1日
介護アロマケアリストリリースしましたので
ご興味のある方は、トークから1つスタンプをお送り下さい。
後ほど、詳細をお送りします。
最後までお読み下さり
どうもありがとうございました。
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お気軽に。
今日も暑くなりそうですが、良い1日をお過ごし下さいね。
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