香り

ヒヤシンスの香り

我が家ではヒアシンスがきれいに咲いているのですが、
ヒアシンスの花が開き出したら部屋がすごーく香りだしました。
はじめは気づかず、小学生のころの自分を思い出したりして何でだろう…
と思っていたら、ヒアシンスの香りが原因でした。

ヒアシンスの香りはジャスミンやバラの香りと似ていると感じ、 ヒアシンスについて調べてみると両者との共通成分が多くありました。

フェニルエチルアルコール、 酢酸ベンジル、 ベンジルアルコール、 安息香酸ベンジル、 シンナミックアルコール そして、インドール このインドール実は排泄物の匂いとして有名です。

しかし、いい香りの中には必ず、臭い匂いが微量入っていると 北見工業大学の山岸先生がおっしゃっておりました。

ヒアシンスはユリ科ヒアシンス属 学名:Hyacinthus orientalis  別名:ニシキユリ(錦百合) イランやトリクメニスタン原産です。 だからオリエンタリスなのかしら…

ヒアシンスの名は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来します。 同性愛者であった彼は、愛する医学の神アポロン(彼は両性愛者であった)と 一緒に円盤投げに興じていました (古代ギリシャでは同性愛は普通に行われ、むしろ美徳とされていました)。しかしその楽しそうな様子を見ていた西風の神ゼピュロス (彼もヒュアキントスを愛していました)は、 やきもちを焼いて、意地悪な風を起こしました。 その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、 ヒュアキントスの額を直撃してしまいました。 アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療しますが、 その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまいました。

ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたとされています。 このエピソードから花言葉は「悲しみを超えた愛」となっています。 他にも、スポーツ、遊戯、変わらない愛情、初恋のひたむきさ、心静かな愛、しとやかな可愛らしさ…とあります。

小学校の水栽培等でおなじみのヒアシンスですが、 結構大人の世界のお花なんですね

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