香り

ベルガモットの香り

食べてもあまり美味しくはないのですが 私が一番大好きな精油のベルガモット

大好きな紅茶「アールグレイ」の香りづけにも使われています。 外交官のグレイ伯爵が中国で紅茶の香りづけを学び ヨーロッパに広めたという 歴史があります

ベルガモット精油はこの果実の果皮から、 冷圧搾法(生搾り)で採油されます。 このベルガモット精油は、ナポレオン統治時代には、とりわけ香水としての人気が高まり、古典的なトワレ、オーデコロンの主要な成分となったほどです。 有名なケルンの水のレシピにも使われており、ナポレオンがいたく気に入り1ヶ月で1本使っていたと言われています。 イタリアのパオロ・ロベスティの研究により ベルガモット精油は深く心を落ち着かせながら、 穏やかに調子を整えるため、 抑圧された感情と不安を解消する働きがあることが実証されています。 特に気の滞りを拡散させることで、 緊張やイライラ、欲求不満等を解放させます。 これらの感情は放置すると 抑圧された怒りを持つこともあり、 これらを解き放ちます。 また、依存症、中毒症等の非生産的な行動から 精神力を再び道に戻し、 自発性と楽観性を取り戻す助けをしてくれます。 という事は・・・ 卒煙をしたいという方にも良いのかもしれませんね。 ただ、ここで注意点 ベルガモットをはじめとした柑橘系の精油で冷圧搾法で採取した精油つまり熱を通していないものは、光毒性を持ちます。 光毒性成分であるベルガプテン、ベルガモテンは、ラクトン類に分類されるクマリン誘導体のフロクマリン類に成ります。柑橘系に多く、熱を使用しない製造法で出てしまう成分です。 柑橘系でもフローラル系の香り(酢酸リナリル)のベルガモット精油 ちょっと心が疲れたな~と感じたら、使ってみて下さいね♪

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