こんにちは。
AYA alchemic studio 代表の瓜田です。
アロマテラピー検定を受けてみようと思いたち、
どんなふうに勉強したら良いのかと
ネットで検索してみると
「アロマテラピー検定 意味ない」
という検索ワードが出てきて
不安を感じたりしていませんか?
私の学校にも
そのように不安を抱えていた方が
説明会にやってきます。
せっかく、アロマテラピーの勉強を始めたい!と思っていたのに
そんなワードを見てしまうと
最初からやる気がなくなってしまいますよね。
結論から言うと…
意味がない!という意見も間違っていないです。
そんなわけで
2005年にアロマテラピー検定を受験し
2009年に認定校を開校している瓜田が
このことについてぶっちゃけたお話をお伝えしたいと思います。
Contents
アロマテラピー検定が「意味がない」と思われてしまう理由
理由その1:アロマテラピー検定を受験する目的がはっきりしていない
まず何のためにアロマテラピーを学びたいか?
アロマテラピーを学んだ後、どう活用したいのか?
勉強する目的が明確でないのが挙げられます。
私のところに来て下さった方にはまず
ここをはじめに詳しくヒアリングします。
はっきりしていない方は
説明会の際に個別コンサルの時間を設け
丁寧に深く掘り下げ
見つけていきます。
あくまでもこの時点での希望なので
後々変わることが前提です。
ここがはっきりしていないと
ただ、資格を取るだけ、学んだだけになり
活用することもないため
後から
「無駄だった」
というお話になります。
理由その2:資格取得が目的で実践する予定がない場合
理由その1ともつながっておりますが
取得する理由がなく、
ただ、資格コレクターのようにとにかく資格だけが欲しいと言う場合です。
アロマテラピー検定はテキストや問題集を勉強せずに
エッセンスだけをつまんだノウハウ本だけでも合格することは可能です。
アロマテラピー検定は
70問あり、うち実技にあたる香りテストが2問あります。
この香りテストをクリアするためには
テスターを購入して日々香りを覚えるわけですが
手間がかかりますし
中には香りを嗅ぎ分けるのが苦手
という方もいらっしゃると思います。
このことから初めから
“香りテストは捨てる”
という方もいらっしゃいます。
しかし、香りの嗅ぎ分けは
訓練=記憶
つまり香りに触れて馴れることです。
私も始めた頃は嗅いだことのない香りを覚えるのに苦労しました。
今は嗅ぎ慣れたので、瞬時にわかります。
かつて私がインストラクターやセラピストを独学受験できた時代の話です。
この頃は、試験さえ受かれば良かったので
一度も精油を使ってアロマ化粧品を作ったことがないという人が
講師の資格を得てしまうということが問題となりました。
考えてみれば怖いですよね。
極端なお話
運転免許でいうなら学科試験はパーフェクトでクリアしたけれど
路上運転したことがない人が運転免許資格を得るということと同じです。
アロマテラピーは実践してこそ意味があるものです。
そもそもアロマテラピーとは
香りの療法
香りを学ばず何を学ぶのでしょうか?
理由その3:アロマテラピー検定の資格としての価値の有無
アロマテラピー検定だけでなく
アロマテラピー関連資格は、いずれも公的な資格ではありません。
この点も、検定の価値を疑問視する一因となります。
しかし、これはアロマテラピーの学問と実践が幅広い知識と技術を要するため
多様な団体がそれぞれの専門性に基づいたカリキュラムを提供しております。
資格が直接的な職業に結びつかない場合もありますが
専門知識の証明として
または自己啓発の道具として価値があります。また、公益社団法人が運営する資格のため
他の任意団体が主催するアロマテラピー関連試験よりも信頼性が高いのは事実です。
アロマテラピー検定を受けても「意味がない」と思われてしまう理由その4
理由その4:アロマテラピーの科学的根拠の問題
アロマテラピーの効果には、科学的根拠が求められることがあります。
実際、多くの研究がアロマテラピーの有益性を示していますが
全ての効果が科学的に証明されているわけではありません。
しかし、これはアロマテラピーが持つ可能性を探求し続ける理由ともなります。
アロマテラピー検定が意味がないものとならないためのポイント3つ
では、検定を受験した後、意味がなかったな
と後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか?
ポイント3つをお伝えしますね。
ポイント1:アロマテラピー検定を受験する目的を持つ!
理由その1とも呼応しますが
ここが一番重要です。
アロマテラピーを楽しみたい!でも良いのです。
資格取得する!というのも大切な目的の1つですが
ここで重要なお話をします。
資格は道具なのです。
この道具を手にいれることが目的になってはいけません。
この道具を使って何をしたいか?何ができるか?
が最も重要です。
この道具を手にして
これを活かして
その先にどのような未来を得ることができるか?
なのです。
そして、常に
アロマテラピーをどう活かそうかな?
と自問をしていると
私たちの脳はきちんとその問いの答えをくれます。
そして現時点での自分のゴールを決めることです。
ポイント2:学習したことは、すぐ実践(つまり人体実験^ ^)
アロマテラピーで学ぶ内容の幅は大変広いです。
化学、家庭科、社会(歴史)、法律、環境、健康学、心理学等々…
かつて陸上自衛官の次男が
中学1年の時にいじめを受けていた際に
自信を持たせるためと
学校の勉強と関連づけてくれればと
アロマテラピー検定を受験させたことがありました。
これが大きなきっかけとなり
いじめから脱却した過去があります。
ちなみに次男は今でもアロマテラピーの勉強を
細々と続けており
AEAJ資格の中ではあと残すところ
アロマセラピスト実技のみの学習となりました。
何度も災害派遣に行ったりしておりますが
アロマテラピーの知識がとても役に立っており
メンタル担当の上官からも
アロマテラピーの相談をされると話しており
彼にとっては大きな武器となっています。
私に関しては
かつて父と母そして夫ががんになった際
介護で足浴、アロマテラピートリートメントを取り入れ
前にすすむきっかけになりました。
他にも基礎化粧品は購入せず
精油の化学、基材、解剖生理学の知識を総動員して
自分に合ったものを常に模索し作っています。
おかげでお肌に関して“だけ”は褒められます(笑)
このように
自分自身や家族のQOL(生活の質)を向上のための
アロマテラピーだと思っています。
これが自分や家族だけではなく
外に広がった時に
初めて“収入”という形になって
自分に戻ってくるのです。
ポイント3:アロマテラピー資格の活かし方を知っておく
アロマテラピー検定に合格したものの
全く意味がないと感じる方のほとんどは
アロマをどう仕事につなげていくのか?
どう活かせば良いのか分からない方々です。
この点についても説明会でお話しております。
ご自身のお仕事で活かしたいという目的がある方には
そのようにアドバイスしておりますし
卒業生の今の姿をお伝えしております。
何よりも私は会社の設立当初から
私の学校で学んだ方々が自信を持って
アロマテラピーを広げるための実践の場を作ることが
私の使命と思って活動してきており
それがそのままスクールの独自の価値となっております。
この実践の場を作るという活動が
私の持っている時間の中で一番
時間に割いています。
言い方はあまり良くないかもしれませんが
学んだ所次第というのが大きいと思います。
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いかがでしたか?
アロマテラピー検定に対する批判は存在しますが、
その背景には多様な視点があります。
アロマテラピー検定は、アロマテラピーの世界への入口であり
知識と技術の基盤を築く機会を提供します。
最終的には
アロマテラピー検定が自分自身や
他者の生活を豊かにするための手段であるかどうかを
各個人が考え、判断することが重要です。
アロマテラピーの旅は
アロマテラピー検定から始まるかもしれません。
そしてその学びと成長は無限に広がっています。
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