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ヘレンケラーと五感

先日、三男が本棚から持ち出してきた「ヘレンケラー」。

彼に読み聞かせをしている間に、ふと、なぜ三重苦のうち話すこと、聞くことを取り戻せたのか?疑問に思いました。 彼女をもう一度調べていくうちにこんな名言に出会いました。

「愛とは、手で触れることはできなくても、香りで庭を美しくしてくれる花のようなものです。」

この言葉を知った時、私はヘレンケラーは、長い間、暗闇と沈黙の世界にいたけれど、五感の中の触覚、嗅覚、味覚はとても鋭かったのだと感じました。

その時に頭をよぎったのは、『皮脳同根』という言葉。

細胞分裂し始める3週間経つと3つの胚葉が形成し、さらに3胚葉が変化してからだの各器官が少しづつ出来上がっていきます。 まず外肺葉由来の器官は、表皮、脳神経系、感覚器系、副腎髄質です。

ですから、ルーツが同じなため、皮膚を触ることは脳をマッサージすることと同じだとアロマテラピーでは伝えております。 これは、スキンシップが本能にも影響を与えると、私は長男が幼い頃行っていた幼児教室でも言われていたことともつながります。

とすると、あの有名なシーンは、嗅覚としての水の「匂い」や水の「冷たさ」、話すことは、口の動きを「触って」言葉を覚えたとあるので、 触覚の影響で感覚が一つにつながるきっかけになったのかな…

どこにも書いていないので、あくまでも私の見解ですが… ちなみに触覚、嗅覚、味覚はリアルを感じる感覚です。 つまり自分自身が「今、ここに存在している」ということを実感できる感覚です。 スマホやPC、VRの登場で視覚、聴覚優位な今の世の中。 子供から大人まで、この3つの感覚が年々低下しているのがとても気になります。 精神疾患や気分障害の方が増えているのも無関係じゃないのでは?と思ったりします。

瓜田綾子

瓜田綾子

アヤアルケミスト株式会社 代表取締役 AEAJ総合資格認定スクール アヤ アルケミック スタジオ校長 AEAJ全資格を所持 経歴: 1969年生まれ。音楽演奏者、エステティシャンを経て、2007年よりアロマテラピーの道へ。出産を機にアロマテラピーの効果を実感し、2009年にアヤアルケミスト株式会社を設立。アロマテラピーの普及と教育に尽力。主な資格: - (公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト - (公社)日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター - (一社)和ハーブ協会認定和ハーブインストラクター - 米国ハワイ州ホリスティックケアリング協会認定リンパドレナージュトレーナー実績: - 2010年(公社)日本アロマ環境協会総合資格認定校として承認 - 2016年〜2019年 藤沢市民病院でのアロマボランティア活動およびアロマトリートメントケアサロン運営 - 2018年 第19回湘南ビジネスコンテストにて来場者賞、なでしこ起業家賞をW受賞 - 慶應義塾大学SFC研究所との共同研究実施現在の活動: - アヤアルケミックスタジオにて、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピスト育成 - 湘南和ハーブの会運営 - 荏原湘南スポーツセンターでのスポーツアロマサロン運営 - 慶應義塾大学SFC研究所所員として研究活動 - 湘南思春期クリニックと連携し、不登校の子供たちとその保護者向けのアロマケア提供(2024年夏〜予定)理念: "アロマテラピーを通じて、人々の心と身体の健康と美しさを引き出し、Quality of Life(生活の質)の向上に貢献する"という理念のもと、安全で質の高いアロマテラピー教育と実践を提供。医療分野との連携や研究活動を通じて、アロマテラピーの可能性を追求し続けています。瓜田綾子は、アロマテラピーの専門家として、教育、研究、実践の場で幅広く活躍。その経験と知識を活かし、心と体の健康づくりに貢献しています。

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